セラピストを目指している人向け

セラピストになる前に


セラピストになろうと思っている方に確認したい事があります。
以下の事を理解したり知っておかないと、なってから必ず後悔すると思いますよ。

個人事業主・委託業務・完全歩合制を理解しているか

セラピストはサラリーマンのように雇われるのではなく、給料も固定ではありません。
そこをまずしっかりと理解して、メリットもあればデメリットもあることを知っておきましょう。
また、社会保険等の福利厚生も受けられませんし、確定申告なども自分で行わなければなりません。
その事も頭に入れておきましょう。
 

体力勝負

セラピストは体力がないと務まりません。
それこそ、新人の時は上手な体の使い方等を習得できませんから、より一層疲れます。
慣れてくれば大丈夫ですが、それまではハードだと言う事を理解しておきましょう。

※実際、ベテランのセラピストの中には40代・50代もいらしゃって、一日施術を行っても辛くないと言う人もいます。
そのように、コツと経験を積めば体の負担も軽くなるでしょう。

 

実力社会

リラクゼーションサロンの殆どは指名制であり、実力が鮮明に現れます。
そうなると、収入面でもそうですが、精神的にも追い込まれる時期が必ず来ます。
頑張っても指名が取れなかったり、同期や後輩の方が指名数が多かったりすると、焦りますし、どうしてだろうと悩むでしょう。
その時期を乗り越えられる自信がなければ、セラピストになることを諦めたほうが賢明かもしれません。

※最初から上手くいく人も勿論います。
ですが、大半の人は実力社会の壁にぶち当たるでしょう。
しかし、それは先輩たちも通ってきた道ですし、自分の努力次第ですが、ずっとその状態が続くわけではありません。

 

ゴールがない

セラピストは常に向上し続ければならない世界です。
それに終わりはないですし、ずっと努力していくと言うのは想像以上に大変な作業です。
明確な結果もないですし、それでもやり続けられる心の余裕とゆとりが必要になってきます。
 

セラピストになる前に、この事をよく考えておきましょう。

セラピストはやりがいのある仕事

ここまで難しいと言いますか、厳しい事を書き続けてきましたが、セラピストだからといって特別厳しいと言う事ではないと思います。
他の職業にもその仕事ならではの辛さはあると思うので、怖気づく必要はありませんが、こういう現実があるんだと言う事を理解してもらいたいです。
それに、お客様から直接感謝される事が多いセラピストのお仕事は、とてもやりがいのある仕事だと言う事は断言できます。