セラピストになった人向け

強押しを希望のお客さんに対して


セラピストになって常に気を付けなければいけなのは、自分の体の不調です。
体力勝負のお仕事ですので、自分の体を痛めたりしてしまったら施術に入れなくなってしまいます。

強押しのお客さん

セラピストの人全員が悩んでいるでとおもうのですが、強く揉んで欲しいお客さんには頭を抱えてしまいます。
揉みほぐしは強く押したからと言って効果があるものではないのですが、お客さんが希望している事を否定するのは中々難しいです。
しかし、それを全て全力で応えてしまうと必ず体を壊します
特に関節は大ダメージを受けて、取り返しのつかないような爆弾を抱えてしまうこともあります。
なので、『自分が出来る最大の強さ』というのを知って、強押しを希望される人には、90%の力で対応するようにしましょう。
決して100%で答えてしまってはいけません。
それでも「もっと強く」と言うお客様には、自分よりも体格が良くて強く揉める他のセラピストを勧めるようにしましょう。
何度も言いますが、自分の限界、または限界を超えて応えてしまっては、必ず体が壊れます。
人それぞれ、力には個体値がありますので、求められる強押しが出来なかったからと言って悔しがる必要はないのです。

大多数は普通の強さを希望している

強押しを希望する人は少数派です。
全体の20%くらいだと思われます。
なので、指名を取りたいからと言って強押しを希望するお客様の要望を断ることは出来ないと、消極的に考えてはいけません。
強押し希望のお客様の指名を取れなくなったと言っても、すんなに痛手にはなりません。
それよりも、自分の体を大事にしましょう。
 

部位によって力を調整する

人間の体は部位によって力の強さの伝わり方が違います。
それを理解していけば、より施術がやりやすくなるでしょう。
80%の力で腰を揉みほぐした後、同じ強さで臀部を揉んでしまうと、殆どの方が臀部の方が強いと感じるでしょう。
そうしてしまうとお客様にもストレスになりますし、何よりセラピストにとってもデメリットばかりになってしまいます。
部位によって力加減をどうすれば良いか研究しましょう

力加減を聞く大切さ

調整したり、お客様に満足してもらうためには力加減を聞く事が何よりも大切になります。
コミュニケーションを取るのが苦手だと思って聞かないのは良くありませんし、逆にこれさえしっかり聞けば、他のコミュニケーションは必要ないと言えるほどです。
ここを丁寧にヒアリングして、お客様にも自分にも最高な施術が出来るようにしましょう。